ゆ~しゃんの「中国見聞録」
日本に帰ってきました。世界の駅、タクシーの写真を送ってください。
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長春~偽満皇宮博物館。
偽満皇宮博物館


もう一つ長春ネタを。

旧満州国関連の建物できちんと見学できるのがここ、偽満皇宮博物館

清王朝のラストエンペラー溥儀が満州国の皇帝になったときの宮殿です。

実際は長春市の中心部、国務院の近く(現在の地質宮)に宮殿を造る予定で、その新宮殿ができるまでの仮の宮殿だったそうです。

ただ、満州国の資金が尽き、新宮殿は完成することはなかったとのこと。

まずは緝熙楼

緝熙楼


溥儀と皇妃譚玉齢、皇后媛容が生活したところ。

下の写真の溥儀の寝室などいろいろ見ることができます。

溥儀の寝室


緝熙楼を抜けると次にあるのが勤民楼


勤民楼


溥儀や官吏が政務や式典を行ったり、非公式に来賓と謁見したところです。

下の写真は溥儀が式典を行ったり、来賓と会見したりした勤民殿

勤民殿


そして東側には同徳殿


同徳殿


日本人によって設計された宮殿で、政務処理、居住、娯楽とすべてを行うことのできるものだったのですが、溥儀が盗聴装置が仕掛けられていると疑ったため、正式に使われることは無かったようです。

日本人の設計だからか、日本間も準備されています。

同徳殿の日本間


目の前には東御花園。(季節感のない写真ですいません)

東御花園


説明にはすべて日本語も書かれているので、中国語の分からない方でも大丈夫。

中は結構広くて、じっくり見て回ろうと思えば2~3時間は軽くかかると思いますので、じっくり見たいと思う方はそれなりにスケジュールを立てて行くことをお勧めします。

特に長春では時間をかけて見るところは少ないので、ここを見て旧満州の建造物群を見て回るのがいいのではないでしょうか。

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偽満皇宮博物館
住所:吉林省長春市光複北路5号
電話:0431-286-6611
開館時間:夏季 8:30~18:00(入場は16:20まで)
      :冬季 8:30~17:00(入場は15:40まで)
入場料:80元(約1200円)
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長春~旧満州の建造物群。
長春は旧満州国の首都、新京だったところで、その国家機関の建造物が数多く残っているということは前回書いた通りです。

具体的に長春市のどの辺にあるのかというと、新民広場から新民大街周辺、北上して人民広場周辺、さらに北上して人民大街にほとんどが集約されています。

わたしは南からすべて歩いてこの建物を見て回ったんですけど、今回は南からわたしが見たのと同じように、写真で巡ってみたいと思います。


偽満洲国総合法衙

まずは旧満州国総合法衙(現中国人民解放軍四六一医院)。

当時の最高法院、最高検察庁だったところ。


偽満洲国交通部旧址

旧満洲国交通部(現吉林大学新民校区)。

道路の管理や郵便、航空、水運などの交通や流通を管理した部署。


偽満洲国経済部旧址

旧満洲国経済部(現吉林大学三院)。

税務、金融、国債、投資、貿易など、経済を統括していた部署


偽満洲国司法部旧址

旧満洲国司法部(現吉林大学新民校区)。

満州国の司法の中心だったところ。


満州国国務院1

旧満州国国務院

満州国の最高行政機関。(詳しくは→こちら


偽満洲国軍事部旧址

旧満洲国軍事部(現吉林大学付属第一医院)。(逆光で写りが悪いです)

軍務や用兵を司った、軍の最高指令本部。


偽満洲国民生部旧址

旧満洲国民生部(現吉林省石油化工設計研究院)。

満州国の教育を司った部署。


旧満洲国中央銀行

旧満洲国中央銀行(現中国人民銀行吉林省分行)。

満州国の中央銀行。


偽満洲国電信電話株式会社址

旧満洲国電信電話株式会社

今の日本で言えばNTTですね。


旧関東軍司令部

旧関東軍司令部(現中国共産党吉林省委員会)。

関東軍というのは、関東州租借地(遼東半島)と南満州鉄道(満鉄)の付属地の守備をしていた関東都督府陸軍部が前身で、1919年に関東都督府が関東庁に改組されると同時に関東軍として独立したもの。

その関東軍の指令本部。


現存する建物はこんな感じです。

個人的には、旧関東軍司令部の建物が日本のお城のようで、日本を象徴するとも言える建物に現中国共産党吉林省委員会がそのまま入っているということが面白いなと思いますね。

ほとんどの建物が現在でも現役で使われていて、満州国時代の地図を見ても、道路など街づくりの基本は変わっていないと思われます。

近代史に興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか?

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長春でリベンジを果たす。
満州国国務院1
↑満州国国務院跡↑


お客様の要望があり、土日で吉林省の省都、長春市へ行ってきました。

わたしにとっては約2年半ぶりの2回目。

長春といえば満州国の首都で、当時は新京と呼ばれていたところ。

それだけに満州国関連の建物が数多く残されています。

その中でもひときわ大きいのがこの国務院

当時の最高行政機関で、1936年に日本の国会議事堂を真似て作られています。当時は長春駅や関東軍司令部まで地下道もあったらしいですが、今は塞がれているそうです。

わたしは前回の一人旅でほとんどの見どころは網羅したんですよ。

でも心残りが2つあって、今回はその2つについてリベンジを果たしたというわけ。



一つ目は、「国務院の中に入る」ということ。

前回訪れたときに、ガイドブックなどでは一部公開されているということで、楽しみに入り口に行くと、「今は公開してない」の一点張り…。なのでしょうがなく帰ってきてたわけです。(T_T)

で、今回もダメだろうなと思いつつ行ってみたら入れました!

といってもロビーの部分だけで、階段とエレベーターしか見れなかったんですが、

↓これが内部↓
満州国国務院2

満州国国務院3


階段もエレベーター(OTIS社製)も当時のもので、その当時はエレベーターが付いてるというだけでものすごい先進的な建物だったようです。

えっ!?これで終わり??事務室とかは??上に行かないの??

という感じなんですが、これで20元(約300円)。

高いか安いかは自分で判断して入ってください…(-_-)



そして2つ目のリベンジはこちら。

満州国国務院4


どちらかと言えば、こちらがメインでして、もの云々ではなく、前回の旅から帰ってからの事件が大きく影響しているのです…。

前回帰ってから、友達と長春の話になりまして、

まぁ、どこを見てきた?とかそういう話なんですけど、この友達はわたしより前に長春には訪れていて、確か行く前に「ハルピンと長春に行こうと思う」って話したと思うんですよ。

記憶違いではなければ、「公開してないけど特別に見せてくれた」なんて言ってて、自分もあわよくば見れたらな、などと思いながらも見れず、

「国務院行ったけど見れなかったよ」

なんて話をしてるときに、その友達、


友 「あっ、あれ見ました?“溥儀”が植えた松の木」

わ 「松の木?そんなん見てないけど」

友 「あ~、ちっちゃく書いてるんで言われないと分からないですもんね~」
   「案内してくれたおっちゃんが教えてくれたんですよ~」( ̄ー ̄)ニヤリ

わ 「はぁ~??」


コラーーー!!そんなん行く前に言えーーー!!!


ウガーーッ!!(ノ`m´)ノ ~┻━┻


なんていうことがありまして。


こちらがそのちっちゃい看板

満州国国務院5


ちゃんと意識してこの松の木を見るまで2年半…。

長かった…。

国務院の中をじっくり見れなかったということはありますが、長春に関しては一番心残りだったことを解決することができて、非常に有意義な旅でございました

皆様もお忘れのないよう、お気をつけあそばせ。

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